「コロナの優等生と言われるドイツのデーターも、信頼できないのでしょうか」と町会長。

「日本の医療制度がドイツを模範に作られただけあって、ドイツの医療制度は良くできています。」

「日本の医療制度は、ドイツの医療制度を参考にして作られたのですか」と町会長。

「そうなんですよ。ですから、ドイツの医療制度に関する論文はたくさんあります。」

「それでは、ドイツのデーターは信用できるのですね」と町会長。

「欧米諸国の中では、最も信頼できます。」

「ドイツは医療崩壊はしていないということですか」と町会長。

「『日本の新型コロナ検査目標はドイツの14分の1』という記事が5月3日にありましたが、間違いなくドイツは新型コロナ検査をしっかりやっています。」

「日本とは、どのくらい違うのですか」と町会長。

「日本は1日8000から9000件なのに対し、ドイツでは70000件もやっています。」

「それだと8分の1くらいではありませんか」と町会長。

「実際の検査数は8分の1なのですが、将来の目標数に大差があるのです。」

「日本の目標は、確か、1日20,000件だったと思いますが」と町会長。

「おっしゃる通りです。ドイツの目標は200,000件です。」

「1日200,000件ですか。日本の10倍もやろうとしているのですね」と町会長

「おっしゃる通りです。」

「そんなに検査を増やすと医療崩壊ということになるのではありませんか」と町会長。

「医療崩壊にはならないと考えられています。」

「どうしてですか」と町会長。

「理由はいくつかあるのですが、ドイツは人口が8000万人くらいなのに、病院の病床数が日本の4倍もあることと、医療崩壊を避けるために検査数をコントロールしていることが、そう考える人が多い理由です。」

「なるほど。コロナの優等生と言われる国だけありますね。ところで、感染者発見率はどのくらいなのですか」と町会長。

「4月28日の時点だと、100万人当たりの感染者数が1865.95、死者数が70.57なので、1865.95割る70.57で26.4になります。」

「日本は4月28日に感染者発見率が36.1でしたから、日本より低いですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「ドイツは日本の8倍も検査をしているのに、感染者発見率は低いのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。感染者発見率が低いだけでなく、100万人当たりの死者数も多いです。」

「確かに、日本より多いですね」と町会長。

「4月28日の時点だと、ドイツは70.57ですが、日本は2.97です。」

「死者は日本の20倍以上いるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。ドイツの対策は、ヨーロッパでは優等生ですが、日本の対策には及ばないのです。」

2020/5/14

<ムクドリ12>
欠陥商品を売って儲けが出る方法があることに気がついたと同時に、液晶画面がある商品は、ChatGPTで作ったソフトを使った欠陥商品である可能性が高いことにも気がついていた。これでは、いつまで経っても、鷲の鳴き声を流すことはできないと思った。アナログしかないと確信した瞬間でもあった。

そこで、マイクロSDカードを挿入して、記録してある鷲の鳴き声を繰り返して流せる液晶画面が付いていないMP3プレーヤーを探すことにした。前回はUSBメモリーを使ったので、今回はもっと小さいマイクロSDカードを使おうと思ったのだ。

小さい方が防水対策も簡単だ。今回は、防水対策のためにナイロンの袋をアマゾンで探して買ってあった。ポリ袋だと耐候性がないので、1年もするとボロボロになってしまうが、ナイロンは耐候性があるからだ。<続く>

2023/4/27